コンテキスト
AIアシスタントとチャットする際、Trae内のコンテンツ(コード、ファイル、フォルダー、ワークスペースなど)をコンテキストとして指定し、AIアシスタントが読み取り理解できるようにすることができます。これにより、AIアシスタントの応答がより的確にニーズに合致するようになります。コンテキストを指定する方法は3つあります。
エディター内のコンテンツをコンテキストとして参照
エディターでファイルが開かれている場合、AIアシスタントはそのファイルの内容を自動的に確認でき、それに関連する質問を直接行うことができます。そのファイル内の特定のコードセクションについて質問したい場合は、以下の手順に従ってください:
- コードを選択します。
- フローティングメニューのチャットに追加ボタンをクリックして、選択したコードをサイドチャットボックスのコンテキストとして追加します。
- 指定されたコンテキストがサイドチャットの入力ボックスの下部に表示されます。入力ボックスには、選択したコードの元となるファイル名と行番号が表示されます。
- (オプション)エディターで同じファイルから他のコードを追加し続けるか、他のソースからのコンテキストを同時に追加します。
ターミナル内のコンテンツをコンテキストとして参照
ターミナルの出力について質問したい場合(例:エラーの修正を支援するため)は、以下の手順に従ってください:
- ターミナルで、出力セグメントをクリックします。
- 選択されたコンテンツエリアの右上にあるチャットに追加ボタンをクリックします。
- これにより、選択された出力がサイドチャットボックスのコンテキストとして追加されます。指定されたコンテキストがサイドチャットの入力ボックスの下部に表示され、コンテキストのソースと行番号が示されます。
- (オプション)ターミナルから他のコンテンツを追加し続けるか、他のソースからのコンテキストを同時に追加します。
#記号を使用してコンテキストを追加
サイドチャットの入力ボックスで、#記号を使用してコード、ファイル、フォルダー、ワークスペース、ドキュメント、ウェブなど、さまざまなタイプのコンテキストを追加できます。通常、リストにはエディターで現在開かれているファイルに関連する推奨コンテキストが表示されますが、必要なコンテキストを検索して入力ボックスに追加することもできます。質問に基づいて、関連するさまざまなソースのコンテキストを組み合わせることができます(例:コードとファイルを同時に追加)。
コードベースインデックスの管理
Trae AIはプロジェクトのコードインデックスを構築できます。インデックスが構築されると、ユーザーが#Workspaceや#Folderを使用してAIアシスタントとチャットする際、AIアシスタントは現在開かれているプロジェクトを理解し、プロジェクト全体をコンテキストとして使用してより正確な応答を提供できます。
ファイルの無視
Trae IDEはデフォルトで.gitignoreファイルにリストされているファイルを無視します。リポジトリのインデックス作成時に無視するファイルの追加リストを設定することもでき、これは.gitignoreファイルで定義されたルールの補完として機能します。